千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で「身体をめぐる商品史」が開催されている。
おもに大正時代から1980年代頃までの身体観やデザインの変化を、商品や雑誌、カタログ、広告などから読み解く企画展。
明治末期から工業化が進展し、流通網が発達してから、新商品が開発されるたびに,人々の身体観や商品のデザインは少しずつ変わってきた。またその一方で、新たな変化に対する抵抗感や過去の見直しがあって、身体観やデザインは伝統回帰を繰り返している。
展覧会は「百貨店の誕生と身体の商品化」「流行の創出と「伝統」の発見」「健康観の変遷」「衛生観の芽生え」「美容観の変遷」の5章構成で、大衆化していった百貨店や、時代による美意識の変化などについて展観する。
「身体をめぐる商品史」は国立歴史民俗博物館で2016年12月18日(日)まで開催。観覧料は一般 830円、高校生・大学生 450円、中学生以下は無料。
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