臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱を記念し、東京・台東区の東京国立博物館で開催されている「禅 ─ 心をかたちに ─」展は、11月8日(火)から後期展示が始まった。
展覧会は「禅宗の成立」「臨済禅の導入と展開」「戦国武将と近世の高僧」「禅の仏たち」「禅文化の広がり」の5章で、禅の文化を網羅的に展観。
後期展示には2枚の慧可断臂図(えかだんぴず)が登場。雪舟等楊の国宝《慧可断臂図》は、雪舟が77歳の時に描いた大作。白隠慧鶴の《慧可断臂図》は大分で新たに見つかったもので、本展にて初公開となる。
禅に帰依した伊藤若冲の作品として、《鷲図》と《旭日雄鶏図》も特別出品が決定。この日から展示が始まった。
「禅 ─ 心をかたちに ─」は東京国立博物館で、2016年11月27日(日)まで開催。観覧料は一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 900円。
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