横浜美術館の逢坂恵理子館長
2017年2月7日(火)、横浜美術館で記者懇談会が行われ、2017年度の展覧会の概要が発表された。通常は1年間で4本の展覧会を開催している横浜美術館だが、今年度はヨコハマトリエンナーレ開催年のため3本となる。
「ファッションとアート 麗しき東西交流」(4月15日~6月25日)は、19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当て、京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵するドレスや服飾品約100点を中心に、ジュエリーやテーブルウェアなどの工芸品、絵画、写真などを展観。横浜美術館でファッションに特化した展覧会が行われるのは初めて。
「ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス」(8月4日~11月5日)は、3年に一度行われる現代アートの国際展。作家の発表は4月だが、「規模の大きさよりも、体験の深度を重視したい」(三木あき子ディレクター)という意図もあり、作家数は過去のヨコトリより少ない30~40名になる予定。
「石内 都 肌理と写真」(12月9日~2018年3月4日)は、写真家の石内都(1947-)の活動を包括的に紹介する展覧会。石内は2014年に「写真界のノーベル賞」とも称されるハッセルブラッド国際写真賞を日本人女性として初めて受賞するなど、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとり。
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