(左から)雪山行二(富山県美術館館長)、三沢厚彦(彫刻家)、永井一正(グラフィックデザイナー)、内藤廣(建築家)、石井隆一(富山県知事)、青柳正規(東京大学名誉教授/前文化庁長官)、三宅一生(デザイナー)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)
2017年2月10日(金)、今夏開館する富山県美術館について都内でプレス発表が行われた。
新美術館は、耐震性や消火設備に問題があった富山県立近代美術館(1981年開館)に代わって、移転・新築されるもの。近代美術館の理念を継承するとともに、これまで以上にデザインの視点も取り入れ、名称も「富山県美術館」に改められる。「Toyama Prefectural Museum of Art & Design」の頭文字をとり、愛称は「TAD(タッド)」
美術館の設計は内藤廣氏。3階建ての館内には6つの展示室、TADギャラリー、アトリエ、ホール、レストラン、ミュージアムショップなどが設けられ、屋外の大階段からはそのままアクセスできる屋上には、佐藤卓氏が手掛けた遊具を設置。ロゴマークは永井一正氏、ユニフォームは三宅一生氏が担当、屋外には三沢厚彦氏の彫刻が展示される。
一般開館は2017年8月26日(土)。開館記念展は「生命と美の物語 LIFE-楽園をもとめて」(11月5日まで)。
富山県美術館 富山市木場町3-20 TEL.076-431-2711
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