今夏の全面開館に向けて準備が進む富山県美術館で、2017年3月23日(木)、プレス向けの内覧会が開催された。
富山県美術館は昨年末に閉館された富山県立近代美術館を、富山駅北側の富岩運河環水公園に移転・新築して建設。設計は建築家の内藤廣氏が手掛け、館の内外には杉やアルミなど富山産の素材が数多く使われている。
展示室は6室で、コレクション展を行う展示室1・2と、企画展を行う展示室3・4が2階。3階には、ポスターと椅子を中心に紹介する展示室5と、富山県出身の美術評論家・瀧口修造と、世界的な音楽家シモン・ゴールドベルクのコレクションを紹介する展示室6が設けられた。
所蔵するポスターをタッチパネルで拡大表示できるディスプレイや、体の動きで光のアートを創り出すインタラクティブアート(ともに3階)も設置されている。
アトリエ、レストラン、カフェなど施設の一部は、3月25日(土)に開館。翌26日(日)にかけて、一部開館記念イベント「TADドキドキ祭」として、ギャラリー展示やトークイベント、ワークショップなどが行われる。
全面開館は8月26日(土)。開館記念展は「生命と美の物語 LIFE-楽園をもとめて」。
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