2017年5月31日(水)、東京・港区の泉屋博古館分館で「名刀礼賛 ―もののふ達の美学」のプレス向け内覧会が開催された。
黒川古文化研究所(兵庫・西宮市)が所蔵する名刀、30振を紹介する企画展。
黒川古文化研究所は、大阪で証券業を営んでいた黒川家が3代にわたって収集した中国・日本の美術工芸品や考古歴史資料、約8,500点(2万点)を所蔵。日本刀も約120振を所蔵し、愛刀家の間では良く知られているが、東京においてこれほどの規模で公開されるのは今回が初めて。
展覧会では《短刀 無銘(名物伏見貞宗)》と《短刀 銘 来国俊》の国宝2振をはじめ、《太刀 銘 国光》《太刀 銘 備前国長船住景光》(ともに重要文化財)など、平安から江戸時代までに造られた名刀を紹介。
同時に刀装具や武士の描いた絵画もあわせて展示し、武士たちが育んできた美意識についても探る。
「名刀礼賛 ―もののふ達の美学」は泉屋博古館分館で、2017年6月1日(木)~8月4日(金)に開催。観覧料は一般 800円、学生 600円、中学生以下は無料。
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