2017年6月5日(月)、東京・渋谷区の渋谷区立松濤美術館で「クエイ兄弟 ―ファントム・ミュージアム―」のプレス向け内覧会が開催された。
「ストリート・オブ・クロコダイル」(1986年)などの人形アニメーションで知られる映像作家、クエイ兄弟の作品を紹介する企画展。
クエイ兄弟は1947年に米国で生まれた一卵性双生児(スティーブン・クエイとティモシー・クエイ)。イラストレーションの分野で活動をはじめ、1979年から映像作品を制作。
「ストリート・オブ・クロコダイル」は1986年のカンヌ国際映画祭短編部門にノミネートされて世界的に注目を集めるようになり、現在ではロンドンを拠点に、アニメ、映画制作、CM、舞台美術など幅広い分野で活躍している。
展覧会は、アジア初の本格的な回顧展。初期のイラストレーションから、アニメーション制作の舞台装置の精緻なデコール、これまで日本で紹介される機会の少なかった映像作品や舞台美術の仕事、影響を受けたポーランドのポスター作品などが紹介されている。
「クエイ兄弟 ―ファントム・ミュージアム―」は渋谷区立松濤美術館で、2017年6月6日(火)~7月23日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、大学生 800円、高校生・60歳以上 500円、小中学生 100円。
発信:
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