2018年1月9日(火)、東京・港区の根津美術館で「墨と金 ― 狩野派の絵画 ―」のプレス向け内覧会が開催された。
江戸時代を通じて絵画の世界の頂点に君臨した狩野派の絵画を中心に、全24点を紹介する企画展。
狩野派は水墨を基本としながらも、既存の水墨画風を整理して、平明な「型」を制定。また、やまと絵の彩色法も取り入れるなど、様々な絵画技術を統合してオールマイティな画風を確立した。
さらに、屏風における金の存在感を強化したのも狩野派といえる。
展覧会では屏風や掛軸など、根津美術館が所蔵する作品を展示。狩野派絵画の革新的かつ豊穣な美を示してゆく。
「墨と金 ― 狩野派の絵画 ―」は根津美術館で、2018年1月10日(水)~2月12日(月)に開催。観覧料は一般 1,100円、学生 800円、中学生以下は無料。
展示室5では「百椿図」、展示室6では「戊戌の春 ―新年の茶会―」が同時に開催される。
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