東京・文京区の弥生美術館で「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」が開催されている。
漫画家・滝田ゆう(1931~1990)の原画やイラスト、関連資料などを紹介する展覧会。
滝田ゆうは色街として知られた「玉の井」(現在の墨田区東向島5~6丁目、墨田3丁目)出身。玉の井は私娼窟があった一帯で、スタンドバーを営む義母のもとで育った。
田川水泡の弟子を経て、1952年に漫画家としてデビュー。1962年から「月刊漫画ガロ」に連載された「寺島町奇譚」は少年時代の体験をベースにした半自伝的な漫画で、独特の作風を確立。愛嬌ある風貌でCMなどでも起用され、お茶の間の人気者としても愛された。
展覧会は2月14日(水)から後期展がスタート。約30点のカラー原画が入れ替わった。
「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」は弥生美術館で2018年3月25日(日)まで開催。観覧料は一般 900円、大・高学生 800円、中・小学生 400円。
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