17世紀のバロック美術を代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンスの展覧会が開催される事となり、2018年3月29日(木)、都内で記者発表が行われた。
「王の画家にして画家の王」と称されるとともに、日本ではアニメ『フランダースの犬』でも有名なルーベンス。展覧会では油彩、彫刻、素描等、約45点のルーベンス作品を紹介する。
あわせて4Kカメラで撮影したサンタ・マリア・イン・ヴァリチェッラ聖堂の主祭壇の映像や古代彫刻、ルーベンスに先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、そして同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品など計約75点を展示。
ルーベンスがイタリアから何を学んだのか考察し、ルーベンスとイタリア・バロック美術との関係を解きほぐす。
これまで日本では何度かルーベンス展が開催されているが、ルーベンスのイタリアとの関わりに焦点を当てた展覧会は、初の試みとなる。
「ルーベンス展―バロックの誕生」は2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)、国立西洋美術館で開催。観覧料(当日券)は一般 1,600円など。2,000円の最速早割ペアチケットは4月27日(金)~7月1日(日)に発売。
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