2018年4月20日(金)、町田市立国際版画美術館で、新版画を紹介する展覧会「浮世絵モダーン」展のプレス向け内覧会が開催された。
江戸から明治にかけて制作された浮世絵版画に対し、新版画は大正初期から昭和10年代までに制作・出版された伝統木版作品。同時代の芸術思潮と呼応しながら、女性たちの新しい風俗、自然や都市の風景、新作歌舞伎や新派、新劇が普及した大正時代の歌舞伎俳優などを近代的感覚によって表してきた。
「女性」「風景」「役者」「花鳥」「自由なる創造」の5章構成で、スティーブ・ジョブズの愛した川瀬巴水や、ダイアナ元妃を魅了した吉田博など、総数約300点(会期中通して)を展示する。
町田市立国際版画美術館では、2005年に「浮世絵モダーン」展を開催しており、今回は第二弾。同時代の社会や芸術などと共鳴しつつ、どのように表現されてきたかを探る。
「開館30周年記念 浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして・・・」は町田市立国際版画美術館で、2018年4月21日(土)~6月17日(日)に開催。観覧料は一般 800円、大・高生、65歳以上 400円、中学生以下は無料。展覧会初日の2018年4月21日(土)は入場料無料となる。
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