東京・港区のサントリー美術館で「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」が開催されている。
中国・清王朝の時代につくられたガラス作品を中心に紹介する展覧会。
中国でのガラスの起源は、春秋時代末期から戦国時代。清王朝の第4代康煕帝が紫禁城内にガラス工房「玻璃廠」を設置し、皇帝のためのガラス作りを開始したことが契機になり、清におけるガラス工芸は飛躍的に発展。第6代乾隆帝の治世で栄華を極めた。
最盛期の清朝のガラスは、重厚で卓越した彫琢が特徴。他に類を見ない美しさはエミール・ガレをも魅了し、その造形に取り込まれていった。
展覧会では清朝皇帝のガラスの美を、ガレの作品とも比較しながら紹介。英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館から来日する作品も展示される。
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」はサントリー美術館で2018年7月1日(日)まで開催。観覧料は一般 1,300円、大学・高校生 1,000円、中学生以下は無料。
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