2018年5月23日(水)、東京・港区の根津美術館で「はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法」のプレス向け内覧会が開催された。
2016年の「絵画の技法と表現」、2017年の「紙の装飾」に続く、3回目の「はじめての古美術鑑賞」展で、今回は漆器に着目。
漆は古代より塗料として日本人の生活の道具として用いられ、奈良時代に中国から美しい装飾を加えた漆器が入ってくると、国内でも蒔絵の技術が発展。後に日本を代表する工芸品として、世界に知られるようになった。
中国や朝鮮半島由来の螺鈿、彫漆、存星など様々な技法で作られた漆器は、現在では日本にしか残っていないものもある。
展覧会では10章構成で、日本や中国、朝鮮半島の漆器の歴史や装飾、その技法などをわかりやすく解説する。
「はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法」は根津美術館で、2018年5月24日(木)~7月8日(日)に開催。観覧料は一般 1,100円、学生 800円。
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