千葉県千葉市の千葉市美術館で「木版画の神様 平塚運一展」が開催されている。
長きにわたって木版画の第一線で活躍した平塚運一(1895-1997)の作品約300点を紹介する企画展。
平塚運一は島根県松江市生まれ。国画会と日本版画協会を主な舞台に活躍し、自画・自刻・自摺を旨とする創作版画家たちのなかでも、ひときわ高く自在な技術から「木版画の神様」と称された。
またよき指導者としても知られ、技法書や版画講習会を通じて彫り、摺ることの喜びを伝えて棟方志功ら多くの後進を育てている。
展覧会では、80年に及ぶ平塚運一の版業を総覧。古代と現代を、そして東洋と西洋を架橋したといわれる強靭かつ華麗な作品世界を辿る。
「木版画の神様 平塚運一展」は千葉市美術館で9月9日(日)まで開催。観覧料は一般 1,200円、大学 700円、小・中学生、高校生は無料。
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