中国の敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)壁画と、法隆寺金堂壁画という、仏教壁画の名品を模写した作品を紹介する展覧会が、小金井市立はけの森美術館で開かれる。
ともに、東京藝術大学修了制作の一環として制作されたもの(現在は台東区所蔵)。
法隆寺金堂壁画は、日本における最古の本格的な仏教壁画。中国・唐代の絵画は、日本で仏の姿を描きあらわすようになったときの手本にあたる。
展覧会では、資料としてだけでなく作品として模写を紹介。描く=写すことを通じて見えてくるものを考察する。
「ほとけをえがく、そしてうつす ― 台東区所蔵 法隆寺金堂・敦煌莫高窟壁画模写」は、小金井市立はけの森美術館で2018年10月30日(火)~12月22日(土)に開催。観覧料は一般500円、小中学生200円、未就学児および障害者手帳をお持ちの方は無料。12月1日(土)は市制60周年を記念した無料観覧日。月曜日は休館。
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小金井立はけの森美術館