広大な領地を支配下に収め、神聖ローマ皇帝を代々世襲してきたヨーロッパの名門・ハプスブルク家のコレクションを紹介する大規模な展覧会が開催される事となり、都内で記者発表が行われた。
ハプスブルク家による蒐集品の主要部分を所蔵する、ウィーン美術史美術館が全面協力。絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など約100点が来日。出展作品は「少なくとも7割は初来日」(国立西洋美術館 中田明日佳主任研究員)になるという。
展覧会は、以下の5章構成。
第1章「ハプスブルク家のコレクションの始まり」
第2章「ルドルフ2世とプラハの宮廷」
第3章「コレクションの黄金時代 17世紀における偉大な収集」
第4章「18世紀におけるハプスブルク家と帝室ギャラリー」
第5章「フランツ・ヨーゼフ1世の長き治世とオーストリア・ハンガリー二重帝国の終焉」
あわせて、国立西洋美術館が所蔵する、ハプスブルク家ゆかりの作品も紹介される。
「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」は2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)、国立西洋美術館で開催。
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