2019年7月29日(月)、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で「もののけの夏 ― 江戸文化の中の幽霊・妖怪 ―」のプレス向け内覧会が開催された。
江戸時代中・後期における多様な怪異表現と、それが果たした役割について焦点をあてた展覧会。
妖怪を扱った漫画やアニメは現在の日本でも人気があるが、江戸時代にも怪談や妖怪図像の収集は流行し、それらをモティーフにした絵本や浮世絵も数多くつくられた。
江戸後期の歌舞伎では怪談物が数多く演じられ、見世物も幽霊を題材にした出し物が登場するなど、人々は怪異を恐れるとともに楽しむ気持ちももっていた。
展覧会では館蔵の資料を中心に、個人蔵作品も加えて、美術的にも価値が高い《百鬼夜行図》など、さまざまな作品・資料を紹介する。
特集展示「もののけの夏 ― 江戸文化の中の幽霊・妖怪 ―」は国立歴史民俗博物館 企画展示室Bで、2019年7月30日(火)~9月8日(日)に開催。観覧料は一般 600円、大学生 250円、高校生以下は無料。
企画展示ではなく特集展示のため、会場は企画展示室A・Bの2室ではなく、企画展示室Bのみとなる。
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