来春、東京国立博物館にて、きものの展覧会が開催される事となり、2019年10月17日(木)、都内で記者発表が行われた。
東京オリンピック・パラリンピックの開催する2020年、国内外から多くの観光客が集まる中で、日本の文化を紹介するためテーマとして選ばれた「きもの」。
世界最大の「きもの」のコレクションを有する東京国立博物館で、200件以上の作品を紹介される。
日本の美意識を色と模様で表した「きもの」は、室町・江戸・明治・大正と時代を追って様々な流行があり、それらを5章に分けて展示。
注目は、最終章の「KIMONOの現在」。
三越のショッピングバッグや岡本太郎など、見覚えのあるデザインも並び、日本独自の美の世界を紹介している。
東京国立博物館工芸室長の小山氏は、「『きもの』の歴史と文化を通して、時代毎の特色に気づき、今もアップグレードし続ける、ファッションとしての『きもの』を感じてほしい」と、語った。
特別展「きもの KIMONO」は東京国立博物館 平成館で、2020年4月14日(火)~6月7日(日)に開催。会期中、一部展示替えあり。
観覧料は一般 1,700円、大学生 1,200円、高校生 900円。前売りはそれぞれ1,500円、1,000円、700円で2020年1月29日(水)から発売。
重要文化財 縫箔 白練緯地四季草花四替模様 安土桃山時代・16世紀 前期展示4月14日(火)~5月10日(日) 京都国立博物館
友禅訪問着 白地位相割付文 「実り」 森口邦彦作 平成25年(2013) 前期展示4月14日(火)~5月10日(日) 東京・株式会社三越伊勢丹蔵
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