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    工業素材を感性素材へ ── 表参道に「gallery de kasuga」
    (掲載日時:2019年11月8日)
    工業素材を感性素材へ ── 表参道に「gallery de kasuga」

    東京・表参道に“SCIENCE to ART”を発信する複合商業施設「gallery de kasuga(ギャラリー・ドゥ・カスガ)」がオープンする。
     
    高機能素材の研究・開発を中心に事業を展開する、株式会社 hide kasuga 1896(代表取締役:春日秀之)が設立したもの。
     
    施設は、道路に面した入口側は、日本発のカーボンブランド「hide k 1896(ヒデ ケイ イチハチキュウロク)」。春日氏が開発した柔らかいカーボン素材「ソフトカーボン」を使ったバッグや小物などのカーボンアイテムを展示販売する。
     
    同じ空間にはアートスペースもあり、素材を切り口にした現代アート作品を展示する。
     
    奥のサロンでは、天然鉱石の蛍石を原料とした純白の素材ブランド 「BLANC BIJOU(ブラン・ビジュ)」を展示販売する。
     
    ブラン・ビジュは、もとは半導体や自動車など工業分野で使われていた素材PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の「酸・アルカリ・紫外線などに強く、白さが劣化しない」という特徴に、春日氏が着目。ジュエリーとしての展開や、アート素材としての活用を視野に入れる。
     
    春日氏は1896(明治29)年に創業した、長野市の麻問屋「春日商店」の創業家四代目。施設について「日本ではテクノロジーやサイエンスなど技術の分野と、アートに代表される感性の分野が、同じ舞台で語られる事がほとんどないが、本来はともに響きあうもの。日本の技術から生まれた最先端の素材を、感性素材として活用するための、情報発信拠点にしていければ」と語った。
     
    「gallery de kasuga」は、東京都渋谷区神宮前5-6-5 Path 表参道A 棟1F。グランドオープンは2019年11月16 日(土)。
     発信:インターネットミュージアム
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