2020年1月10日(金)、東京・新宿区の東京オペラシティ アートギャラリーで「白髪一雄」のプレス向け内覧会が開催された。
戦後日本の前衛芸術を牽引した具体美術協会(具体)の中心メンバーとして知られる、白髪一雄(1924-2008)の作品を紹介する企画展。
白髪は尼崎市生まれ。具体美術協会に参加する前年から、床に広げた支持体に足で直接描く「フット・ペインティング」を始め、注目を集めた。
具体はグループの活動中から海外で評価されていたが、近年、再評価の動きが加速。白髪の作品も2014年の競売で530万ドルで落札されるなど、強く支持されている。
展覧会は、東京では初めてとなる本格的な個展。
初期から晩年までの絵画約60点をはじめ、実験的な立体作品や伝説的パフォーマンスの映像、ドローイングや資料も加え、総数約120点で活動の全容に迫る。
「白髪一雄」は東京オペラシティ アートギャラリーで、2020年1月11日(土)~3月22日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円、大・高生 800円、中学生以下無料。
《天空星急先鋒》1962年 兵庫県立美術館蔵 油彩、キャンバス
《群青》1985年 尼崎市教育委員会蔵(尼崎市立尼崎高等学校) 油彩、キャンバス
アトリエでの制作風景 1960年代 画像提供:公益財団法人 尼崎市文化振興財団
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