左から 河村潤子 独立行政法人日本文化芸術振興会理事長、黒柳徹子 「日本博」広報大使、萩生田光一 文部科学大臣
日本が誇る様々な文化、「日本の美」を体現する美術展・舞台芸術公演・文化芸術祭等を展開する「日本博」の広報大使に黒柳徹子さんが就任し、2020年1月15日(水)、都内で任命式が開催された。
日本博は「縄文から現代」及び「日本人と自然」のコンセプトで、文化庁・日本芸術文化振興会を中心に、関係府省庁や文化施設、地方自治体、民間団体等の関係者と連携し、2019年から推進されている。
2020年3月14日(土)にはオープニング・セレモニーが東京国立博物館本館前庭で開催。記念式典ではアイヌ古式舞踊のほか、人気を博しているミュージカル「刀剣乱舞」から刀剣男子(髭切/膝丸)も登場。
続く記念公演「月雪花にあそぶ ― 日本の音と声と舞 ―」では、歌舞伎・能・文楽・雅楽・琉球芸能・合唱などが催されるほか、谷川じゅんじによる空間演出のもと、ビジュアルデザインスタジオWOWによる映像や、アーティストの小松宏誠が、ゆりの木のインスタレーションを手掛ける。
セレモニーを皮切りに、各地で展覧会などが本格的に指導。東京国立博物館「国宝 鳥獣戯画のすべて」「きもの」、国立新美術館「古典×現代2020」、国立科学博物館「和食」、東京国立近代美術館「隈研吾展」、京都国立博物館「聖地をたずねて 西国三十三所の信仰と至宝」、京都市京セラ美術館「杉本博 瑠璃の浄土」、九州国立博物館「海幸山幸(仮称)」などがラインナップに入っている。
黒柳徹子さんは、着物を着ていたためにニューヨークでチャップリンに会えたエピソードを紹介しつつ「広報大使の就任は、とても光栄に思っている。日本には古い良い文化がたくさんある。若い人たちや外国の方々に伝える事ができれば」と抱負を語った。
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