横浜美術館「澄川喜一 そりとむくり」展示風景
2020年2月14日(金)、神奈川県横浜市の横浜美術館で「澄川喜一 そりとむくり」のプレス向け内覧会が開催された。
戦後日本の抽象彫刻を牽引してきた澄川喜一(1931-)を紹介する、大規模個展。
澄川は島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)生まれ。
東京藝術大学彫刻科で平櫛田中と菊池一雄に学び、彫刻専攻科を修了後は藝大で教職につきながら数々の作品を発表。具象彫刻から抽象彫刻のほか、公共空間における造形も積極的に制作している。
1970年代後半からは「そりのあるかたち」シリーズを展開。自然と対話し、日本の伝統と美意識に根ざしたその造形は、澄川芸術の真骨頂となる。
1995年~2001年に東京藝術大学学長、1998年紫綬褒章、1999年紺綬褒章、2008年文化功労者。
展覧会では最新作を含む約100点の作品・資料を展示。60有余年におよぶ澄川の創作活動の全貌を回顧する。
澄川の大規模展が首都圏の公立美術館で開催されるのは初めて。
「澄川喜一 そりとむくり」は横浜美術館で、2020年2月15日(土)〜5月24日(日)に開催。観覧料は一般 1,500円、大学・高校生 900円、中学生 600円、小学生以下無料、65歳以上 1,400円。
内覧会にて、澄川喜一氏
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