フランス政府は、福島第1原子力発電所事故を受け、作品や随伴学芸員の安全を考慮し、日本向けの全美術品の輸出停止を決定した。
これを受けて、広島県立美術館は2011年4月5日から開催を予定していた特別展を中止すると発表した。
開催が予定されていたのは、特別展「印象派の誕生」。3月28日関西国際空港に、ミレーやルノワールなどの作品84点のうち52点が到着する予定だった。同展の前売り券の払い戻しは24日から始まっている。
また「印象派の誕生」は6月以降、愛媛、沖縄、熊本各県を巡回する予定。担当者は「それまでに停止命令が解除されるよう願っている」と話しているという。
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