陸前高田市立博物館や図書館では、県内から駆けつけた文化財担当者たちが、町の文化を残そうと動き始めている。
博物館では、動物の標本や化石などの収蔵品が津波に流され周囲に散らばった。がれきと一緒に回収される前にと、ゴールデンウイークまでに内陸部の自治体職員とともに拾い集める方針という。
市立図書館は外壁を残して崩壊し、文化財担当職員も無事だったのは8人中2人だという。県指定文化財の「吉田家文書」や明治・大正時代の役場の記録が運び出され、一関市博物館などに運ばれ、応急処置が進められているという。
発信:
msn産経ニュース>
陸前高田市立博物館 施設詳細ページへ>
一関市博物館 施設詳細ページへ