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レポート
スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。
森アーツセンターギャラリー | 東京都
世界で一番有名なビーグル犬
誰でも知っているかわいらしいスヌーピーのイラストやグッズ、すべての始まりはチャールズ・M・シュルツが描いた「ピーナッツ」という新聞連載漫画です。アメリカで50年間連載された「ピーナッツ」の貴重な原画100点をはじめとする貴重な資料で、その世界を総覧する展覧会です。
シュルツ美術館が所蔵する一番古い原画。1950年10月25日掲載
会場「Schulz:A Life チャールズ・シュルツ:その人生」
シュルツ愛用のスポーツアイテムや、支援した大会で使用されたペナント、書き下ろしたイラストなどが並びます
「ピーナッツ」はシュルツが好きだったスポーツにちなんだエピソードも豊富です。上:1974年11月4日掲載、下:1974年11月7日掲載
人気の高いスヌーピーのフライングエースのエピソード 1966年2月13日掲載
原画の展示は大まかな年代順で、エピソードごとにまとめられています
チャーリー・ブラウンとルーシー。ここでは記念撮影ができます
オルゴールやハンドパペット、高級な数量限定のグッズも展示
オリジナルグッズの一部。なんと、こちらすべて展覧会オリジナルです。お見逃しなく!!
「ピーナッツ」は1950年10月2日にアメリカの新聞7誌で連載がスタート。日常の何気ない出来事を少し哲学的に、くすりと笑えるエピソードで描く「ピーナッツ」は人気を呼び、掲載誌は2000年の連載終了までに世界15ヶ国、2000誌を超えました。

本展のはシュルツがピーナッツを描く前の作品からスタート。従軍時代の手紙に書いたイラストや初期の連載作品「リル・フォークス」も展示。「リル・フォークス」は「ピーナッツ」のルーツともされる作品で、チャーリー・ブラウンという男の子や、スヌーピーに似た犬も登場します。

また、シュルツが愛してやまなかったスポーツも紹介。「ピーナッツ」では、スヌーピーたちもホッケーやゴルフ、テニスを楽しむエピソードが多くあります。


従軍の経験や、スポーツの思い出などは「ピーナッツ」のエピソードに生かされています

今回の展覧会の最大のポイントは100点を超える「ピーナッツ」の原画が見られること。アメリカのシュルツ美術館でもここまでの規模で見られることはあまりありません。

シュルツ美術館所蔵の最古の「ピーナッツ」から、晩年の作品まで、インクのにじみや鉛筆の下書き線まで見える距離でじっくりと楽しめます。すべての作品に谷川俊太郎さんの日本語訳がついているのもうれしいポイントです。


原画1つずつを見ていくと、年代を経るにしたがってキャラクターたちの描き方が少しずつ変わる様子が見て取れます

シュルツは2000年に引退を宣言、そして2000年1月3日にデイリー版が、2月13日に日曜版の連載が終了します。シュルツはその日曜版が発行される数時間前に息を引き取りました。

生前にシュルツは語っています。「漫画を読めば私のことがわかります。私という人間のあらゆる部分が漫画の中に入っているからです。私の恐怖も、不安も、喜びもすべて。」


原画は大まかな年代順で、エピソードごとにまとめられて展示されています

「ピーナッツ」は連載開始から今に至るまでアメリカ中で愛され、活躍の場はどんどん広がりました。企業マスコットとして広告に登場したり、アニメーション映画も製作。フィギュアやクリスマスオーナメントなどなど…日本でも多くの商品が製作されました。目にした事のあるグッズに出会えるかもしれません。


アメリカや日本で作られたグッズの数々。こちらのコーナーでは一部写真撮影が可能です。

今回の展覧会の注目ポイントの一つがオリジナルグッズショップ。第2会場に設置されたショップで販売されているグッズは300種類。しかもここでしか買えないものばかりです(一部先行販売商品あり)。公式サイトに一部紹介されていますので要チェックです。


数量限定商品もあります。気になるグッズはお早めに

スヌーピーたちはキャラクターとして日本でも定着していますが、「ピーナッツ」というコミックスに触れたことがない方も多いのではないでしょうか。原画で読む「ピーナッツ」からは、些細な日常にこめられたちょっと辛口なユーモアや暖かなメッセージが存分に味わえます。

「ピーナッツ」入門編としてもお勧めの展覧会。会期は来年1月5日まで。東京展のみです。
[ 取材・撮影・文:川田千沙・古川幹夫 / 2013年10月11日 ]

作品はすべて©2013Peanuts Worldwide LLC


料金一般当日:2,000円
 → チケットのお求めはお出かけ前にicon

 
会場
会期
2013年10月12日(土)~2014年1月5日(日)
会期終了
開館時間
※展覧会によって異なります。
住所
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式サイト http://www.snoopy-exhibition.jp/
料金
※詳細未定
展覧会詳細 スヌーピー展 しあわせはきみをもっと知ること 詳細情報
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