カップヌードルミュージアムの正式名称は、安藤百福(あんどうももふく)発明記念館です。安藤百福は1958年に世界初のインスタントラーメン“チキンラーメン”を、1971年には世界初のカップめん“カップヌードル”を発明した日清食品の創業者。即席めんは世界の食文化に大きな変革をもたらしました。
インスタントラーメンヒストリーキューブ安藤百福がインスタントラーメンを発明した大阪府池田市にある「インスタントラーメン発明記念館」は大きな人気を集めていますが、立地の関係もあって関西地区の来館者が大部分を占めています。カップヌードル誕生40周年となる本年、首都圏のファンの期待に応えて、ついに横浜での開館となりました。
百福の研究小屋カップヌードルミュージアムは5階建てで、面積も大阪の約3倍。さまざまな体験を通じて、安藤百福の発明の原動力になった「クリエイティブ・シンキング=創造的思考」を体感できるようになっています。
クリエイティブシンキングボックスミュージアムの導入は、圧倒的な量でインスタントラーメンの歴史を紹介する「インスタントラーメンヒストリーキューブ」から。チキンラーメンが誕生した場所を再現した「百福の研究小屋」、安藤百福の発想を6つのキーワードに集約した「クリエイティブシンキングボックス」など、2階には展示型のコンテンツが並びます。
安藤百福ヒストリー安藤百福像ミュージアムは白と赤を基調とした特徴的なデザインです。総合プロデュースを担当したのはアートディレクターの佐藤可士和氏。オープニングの記者会見では、ミュージアムにかける想いと自信を語っていました。
総合プロデュースの佐藤可士和氏