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    レポート
    尾田栄一郎監修 ONE PIECE 展 ~原画×映像×体感のワンピース
    森アーツセンターギャラリー | 東京都
    連載15周年の大人気マンガ、展覧会に!
    モンキー・D・ルフィ、ロロノア・ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ…。個性豊かなメンバーの海賊「麦わらの一味」が“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡って冒険を繰り広げる大人気作品が、展覧会になりました。
    尾田栄一郎さんの仕事机の再現と、厳選原画コレクション。
    海底監獄インペルダウンのモニター室。その裏には…
    LEVEL6の牢獄に繋がれたポートガス・D・エース。照明を調整し、マンガに描かれた影の再現にまでこだわりました。
    マリンフォード頂上戦争の空間は、迫力たっぷり。
    手で触れるとピンボールのように動く、インタラクティブアート。
    等身大フィギュアは、コミックス61巻の立体表紙。
    少年ジャンプ最新号の掲載原画。
    オリジナルグッズも多数。マグカップ(1000円)と生成りのトートバッグ(2000円)をGET!。
    VIP内覧会には『ONE PIECE』ファンの芸能人も多数来場。岡本玲さんはゾロ好きとのことでした。
    1997年8月に週刊少年ジャンプで連載が始まった『ONE PIECE』。コミックスは初版発行部数最高記録を次々に更新、最新65巻までの累計発行部数は2億6千万部を超えています。

    本展は作者の尾田栄一郎さんが監修。連載15周年を迎えた『ONE PIECE』の世界観を表現しています。


    マリンフォード頂上戦争のグラフィックアート

    会場は、サウザンド・サニー号のマストのディスプレイからスタート。海底監獄インペルダウンのモニター室、LEVEL6の牢獄に繋がれたポートガス・D・エースなど、細部までこだわった作りこみは臨場感たっぷりです。

    マリンフォード頂上戦争がテーマの部屋では、原画の大きな複製をコマ形に切り抜いて立体的に展示。巨大な効果音の描き文字で、自分がマンガの中に入り込んだような錯覚を受けそうです。


    仲間原画ギャラリー

    会場内にはシアターも2カ所あり、ともに魅力たっぷりです。冒頭の「冒険パノラマシアター」では、麦わらの一味が遭った出会いや事件をつなぎ目の無い巨大な映像で体感できます。

    もうひとつは「仲間シアター」。義兄のエースを失い、自分の非力を責めるルフィが立ち直るまでをドラマチックな演出で描きます。内覧会にも関わらず目を赤くしている方もいました。

    ほかにも来場者の動きに反応するインタラクティブアートや、尾田さんが執筆に使っている仕事机の再現、コミックスの表紙のヒストリーボードなど、多彩な構成です。


    カバーヒストリーボード

    「遊園地みたいに楽しくてマンガの世界に引き込まれる展覧会になっている」という尾田さん。ファンはもちろんですが、食わず嫌いだった方にもオススメです。会場を出る時には、きっと「ONE PIECE」を読みたくなっている事でしょう。

    チケットは日時指定の前売券。前売り券は指定日の2日前まで販売します。当日券は販売状況に余裕がある時のみの販売となりますので、ご注意ください。
    [ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2012年3月19日 ]

    ONE PIECE コミック 1-66巻 セット

    尾田 栄一郎 (著)

    集英社
    ¥ 27,195

     
    会場
    会期
    2012年3月20日(火・祝)~6月17日(日)
    会期終了
    開館時間
    ※展覧会によって異なります。
    住所
    東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階
    電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
    公式サイト http://onepiece-ten.com/
    展覧会詳細 「尾田栄一郎監修 ONE PIECE 展 ~原画×映像×体感のワンピース」 詳細情報
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