~迷宮、神隠し、魔界の女~

    文豪・泉鏡花×球体関節人形

    弥生美術館 | 東京都

    神、魔、人…鏡花文学に登場する女人たちは、正体がはっきりしないことも多く、謎の存在です。彼女たちは人形と通じ合うものがあります。人形もまた本来は無機質なものながら、命あるものの気配を漂わせる謎めいた存在です。特に「球体関節人形」は、現代の「生き人形」と言うべきリアルな人形で、「本当に生きているのかもしれない」「心があるのかもしれない」と錯覚させられるほどの存在感があります。 数多の球体関節人形作家の中でも、その草分け的な存在である吉田良の作品は、存在感の迫力で抜きんでており、また、想像力をかきたてる「物語性」を濃厚に秘め、鏡花の文学世界を表現するのにふさわしい人形と言えましょう。 吉田良及び、その指導を受けた現代人形作家が、鏡花文学のヒロインを制作しました。また、鏡花が執筆した明治末から大正期に、作品を飾った挿絵や装頓についても紹介します。鏡花の装慎本はその美しさから、古書界では特に「鏡花本」と呼ばれて珍重されています。「泉鏡花」という100年以上も前に確立された美学を、現代の感性によって表現する試みです。 ※8月21日(火)より一部展示を替えて後期展開始
    会期
    2018年7月1日(日)~2018年9月24日(月・祝)
    会期終了
    開館時間
    午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分までにお願いします)
    料金
    一般 900円 / 大学・高校生 800円 / 中学・小学生 400円

    ※隣接する竹久夢二美術館と二館併せての料金
    休館日 月曜日(ただし、7月16日、8月13日、9月17日、24日は開館)、7月17日(火)、9月18日(火)
    公式サイト http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
    会場
    弥生美術館
    住所
    〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
    03-3812-0012
    文豪・泉鏡花×球体関節人形のレポート
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    人形で甦る鏡花文学の女人たち
    魔・神・人…鏡花文学に登場する怪しくも儚い女人たちを、まるで生きているかのように思えるほど存在感がある「球体関節人形」で表現した展覧会が、弥生美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2018年7月1日(日)~9月24日(月・祝)
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