2018年7月30日(月)、東京・台東区の東京都美術館で「没後50年 藤田嗣治展」のプレス向け内覧会が開催された。
今年没後50年を迎えた画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ)の大回顧展。
藤田は1886年(明治19)、東京生まれ。東京美術学校を卒業後、1913年(大正2)に渡仏。「乳白色の下地」による裸婦で人気を博し、エコール・ド・パリを代表する画家として活躍。太平洋戦争期には帰国し、軍の求めに応じて数々の作戦記録画を制作。戦後再び渡仏し、1955年にはフランス国籍を取得。1968年にスイスで死去した。
藤田の展覧会は没後しばらく開催されなかったが、2006年頃から徐々に解禁。本展にはポンピドゥー・センター(パリ)、パリ市立近代美術館、べルギー王立美術館、プティ・パレ美術館(ジュネーヴ)、シカゴ美術館(米国)など、 欧米の主要な美術館をはじめ、国内外から作品が集結。100点以上が一堂に揃う、過去最大規模の回顧展となる。
大原美術館の《舞踏会の前》や、東京国立近代美術館の《五人の裸婦》など、「乳白色の下地」による裸婦も10点以上展示。最新の研究成果も盛り込みながら、藤田芸術を改めて捉え直す。
「没後50年 藤田嗣治展」は東京都美術館で、2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,600円、大学生・専門学校生 1,300円、高校生 800円、65歳以上 1,000円。前売りは一般 1,400円、大学生・専門学校生 1,100円、高校生 600円、65歳以上 800円で2018年7月30日(月)23:59まで発売。
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