2019年1月11日(金)、神奈川県・横浜市の横浜美術館で「イサム・ノグチと長谷川三郎」展のプレス向け内覧会が開催された。
米国の彫刻家で、公園設計や舞台美術などでも活躍したイサム・ノグチ(1904-1988)と、日本における抽象絵画の先駆者・長谷川三郎(1906-1957)の交友に焦点を当てた展覧会。
ふたりは1950年、ノグチが来日した事により東京で出会い、ふたりとも「古い東洋と新しい西洋」の関係に関心を抱いていたため意気投合。連れ添って京都、大阪、奈良、伊勢を旅した。
展覧会は1950年代の作品を中心に据えて構成。長谷川との旅のあとに制作されたノグチの陶や金属、石の作品、長谷川の墨や拓刷による絵画を通して、戦後の日本美術が進むべき道を切り拓こうとした彼らのヴィジョンに迫る。
展覧会はニューヨークのイサム・ノグチ財団・庭園美術館と横浜美術館の共同企画。出品の大部分は横浜会期終了後、ノグチ美術館(ニューヨーク)、アジア美術館(サンフランシスコ)で巡回展示される。
「イサム・ノグチと長谷川三郎 ― 変わるものと変わらざるもの」は横浜美術館で、2019年1月12日(土)~3月24日(日)に開催。観覧料は一般 1,500円。
発信:
インターネットミュージアム>
横浜美術館 施設詳細ページ>
「イサム・ノグチと長谷川三郎 ― 変わるものと変わらざるもの」情報ページ>
横浜美術館 公式ページ