2019年7月5日(金)、東京・千代田区の三菱一号館美術館で「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン 展」のプレス向け内覧会が開催された。
20世紀初頭に、主にファッションの分野で活躍した総合芸術家・デザイナーのマリアノ・フォルチュニ(1871-1949)を紹介する、日本初の大回顧展。
フォルチュニはスペイン南部、グラナダ生まれ。1907年に、繊細なプリーツを施した絹のドレス「デルフォス」を開発。軽くてしなやかなデルフォスは20世紀初頭の服飾界を席巻し、モードに大変革をもたらした。
あわせて写真や染色家、舞台美術デザイナー、そして画家としても活動。特許を34件も取得するなど、発明家としての顔も持っている。
近年は、サンクトペテルブルクやパリなどでフォルチュニに関連する展覧会が相次いで開催。その多彩なクリエイティビティには、改めて注目が集まっている。
展覧会は、フォルチュニの邸宅兼アトリエを美術館として公開しているフォルチュニ美術館(ヴェネツィア)が全面的に協力。
絹地のドレスやコートなどの服飾作品を中心に、絵画、版画、写真、舞台関連作品、彼が蒐集した日本の染め型紙を含むデザイン関連資料等を総合的に展覧する。
「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン 展」は三菱一号館美術館で、2019年7月6日(土)~10月6日(日)に開催。観覧料は一般 1,700円、大学生・高校生 1,000円、小・中学生 500円。前売り(一般のみ)は1,500円で、2019年7月5日(金)23:59まで発売。
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