2020年2月25日(火)、東京・千代田区の東京国立近代美術館で「ピーター・ドイグ展」のプレス向け内覧会が開催された。
今日、世界で最も重要なアーティストのひとりとされるピーター・ドイグ(1959-)を、日本で初めて大規模に紹介する個展。
ピーター・ドイグはスコットランドのエジンバラ生まれ。1992年、英国の美術雑誌「フリーズ」で作品が取り上げられ、1994年にはターナー賞にノミネート。ロンドンのアートシーンで注目を浴びるようになった。
代表作のひとつ《のまれる》は、2015年のオークションで、約2,600万米ドル(当時約30億円)で落札。過去の巨匠になぞらえて「画家の中の画家」とも評されている。
展覧会では初期から最新作まで、約70点を展示。どこかで見たことのあるようなイメージを用いながらも、全く見たことのないドイグの世界を展観する。
この日の内覧会にはピーター・ドイグ氏も出席。「日本で初めての展覧会が、この美しい美術館、美しいギャラリーで開催できてとても嬉しい。まだ自分が無名だった頃の作品など、作品選定も面白い」と、展覧会をPRした。
「ピーター・ドイグ展」は東京国立近代美術館で、2020年2月26日(水)~6月14日(日)に開催。観覧料は一般 1,700円円、大学生 1,100円、高校生 400円。前売りはそれぞれ、1,500円、900円、400円で2020年2月26日(水)23:59まで発売。
《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》 2000-02年、油彩・キャンバス、196×296cm、シカゴ美術館
《ラペイルーズの壁》 2004年、油彩・キャンバス、200×250.5cm、ニューヨーク近代美術館
《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》 2015年、水性塗料・麻、301×352cm、マイケル ヴェルナー ギャラリー
ピーター・ドイグ氏
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