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銘醸館
常設展示館の「昭和蔵」。昭和34年建築。
常設展示館の「昭和蔵」。昭和34年建築。

「昭和蔵」内では昭和中期の時代展示が。
「昭和蔵」内では昭和中期の時代展示が。

一番大きな蔵「二番蔵」はレンタルギャラリー。
一番大きな蔵「二番蔵」はレンタルギャラリー。

近くの小学校に張り出されていた横断幕
近くの小学校に張り出されていた横断幕

取材に応じていただいた原町観光協会事務局長の佐藤潤正さん
取材に応じていただいた原町観光協会事務局長の佐藤潤正さん


自主企画で再開
銘醸館は4月1日には早くも事務所を再開した。隣接している市民文化会館が陸上自衛隊第一空挺団の本部となったため、当初は敷地が自衛隊の駐車スペースとして利用されることになった。献身的に働いた自衛隊への感謝の気持ちは強く、近くの小学校には感謝を示した横断幕が今も残る。

レンタルギャラリーが再オープンしたのは6月1日、周辺の公共施設の中では最も早い。

当初はスペースを貸し出す相手もないため、地元住民の撮影による震災写真展を自主企画で行った。手探りの中での再開ではあったが、原発事故で外出先が限られていたこともあり、通常よりも来館者は多かったという。当時はじまっていた災害FMでも告知してもらい、人形展、日本画展と自主企画を続け、それぞれ好評を博した。

観光PR施設としての側面も持つ銘醸館。洋館では地元の物産の展示販売を行っており、日本各地から集まったボランティアに様々なものを買っていただいたという。いち早くオープンしたことで、南相馬市のPRにも一役買えたと自負している。

少なくなった子どもの姿
遠方に避難していた人も徐々に戻り、日中の人通りは以前と差がなくなってきたが、めっきり数が少なくなったのは子どもの姿だ。

高校生、中学生、小学生と、小さい子どもほど減っているように見える、という佐藤さん。緊急時避難準備区域の指定が解除になったことでようやく仮設住宅の建設も可能になったが、現実の復興はまだ遠い。

二番蔵で6月に展覧会を予定していた浪江の染色家は、震災後には裏磐梯に、その後には東京に避難したという。(取材:2012年1月18日)

 
銘醸館からのメッセージ



             

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