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釜石市立 鉄の歴史館

ギネスに登録された防波堤を望む高台にある、釜石市立 鉄の歴史館。市の中心部は津波で甚大な被害を被ったが、高所にある歴史館は難を逃れ、災害救助のための自衛隊の基地として活用された。(取材:2012年2月15日)

地図
釜石市立 鉄の歴史館
釜石市立 鉄の歴史館
http://www.city.kamaishi.iwate.jp
/index.cfm/8,356,46,245,html

所在:岩手県釜石市
開館:1985年7月
フロア:主施設は地上1階、増築された新館は地上3階
震源からの距離:153Km
所在地の震度:6弱
震災時の状況:開館中
おもな被害:内部は映像機器のズレ程度で、ほとんどは被害なし。外構部も床ブロックの一部沈下程度。
再開:2011年8月1日に再開。
鉄のまち、釜石
日本で初めて本格的な製鉄に成功した「鉄のまち」、釜石。江戸時代末期の安政4(1857)年12月1日、大島高任(おおしまたかとう)が西洋式の炉を大橋(釜石市)に築き、日本で初めて鉄鉱石による本格的な製鉄に成功したのがその由来だ。ちなみに12月1日は「鉄の記念日」に制定されている。

製鉄業の隆盛に伴って釜石市は大きく発展。最盛期には9万人を超える人口がいたが、貿易の自由化の波に押されるかたちで高炉は徐々に縮小、ついに平成元年には釜石から全ての高炉がなくなってしまった。

高炉の火が消えようとも、釜石市が近代国家・日本を牽引していたことは紛れも無い。輝かしい釜石の製鉄の歴史に光を当てるために整備されたのが、この鉄の歴史館である。

オープンは1985年。校外学習での利用のほか、すぐ近くには観光名所の釜石大観音もあり、県内外の観光客に親しまれていた。


釜石港を見下ろして
JR釜石駅から国道45号線を東南に進むと、鉄の歴史館までは車で10分かからない。立地は坂を上った小高い場所。眺望も開けており、窓からは釜石港が見下ろせる。

館の窓際には「釜石港湾口防波堤」の模型が置かれている。以前から津波被害が多かった釜石港に30年がかりで造られたこの防波堤は、2008年度に完成。「世界最大水深の防波堤」としてギネスにも登録されている。模型は建設時の広報用として造られたものだ。





             

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