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釜石市郷土資料館

釜石市の自然・考古・民俗資料などを紹介する郷土資料館。震災後、長期にわたって社会福祉協議会の事務スペースとして使用され、2012年1月末にようやく部分オープンとなった。(取材:2012年2月15日)

地図
釜石市郷土資料館
釜石市郷土資料館
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/kyoudo/
所在:岩手県釜石市
開館:1984年5月。現在の場所には2005年5月に移転。
フロア:地上1階
震源からの距離:156Km
所在地の震度:6弱
震災時の状況:開館中
おもな被害:若干の展示物が転倒も、大きな被害はなし。別の場所にある倉庫は津波で被災、資料が水を被った。
再開:2012年1月28日に部分開館。
移転が幸い
釜石市郷土資料館は1984年に開館した。第13回のレポートでご紹介した「釜石市立 鉄の歴史館」をつくる際に、市民から資料を収集。鉄との関連性が薄い考古・民俗資料も数多く集まったため、それらを有効活用するために整備されたものである。

開館当初はもっと町の中心に近い場所にあったが、建物が老朽化したこともあり、駅に近い現在の場所に2005年に移転してきた。立地の特徴から周辺施設のついでの立ち寄り客も多く、校外学習を除くと4割程は市外からの一般客だったという。

震災の結果を踏まえると、この館にとっては移転が幸いしたことになる。震災では海側に近い場所から津波の被害を被っている。以前の場所は浸水の被害が激しく、もし移転していなければ多くの資料を失うところであった。

浸水はギリギリ回避
取材に応じていただいた館長の佐々木寿さんは、震災当日は公休日。現地に近づこうにも、津波警報のために道路が封鎖されて身動きがとれず、2日後の3月13日になってようやく辿り着いた。

揺れの大きさから、かなりの被害が出たと思っていたが、意外にも被害は軽微。ガラスケースが一カ所割れ、展示品が倒れたものが何点かあったものの、展示品自体の損壊はほとんどなかった。

当日の館内はスタッフが2名。来館者はちょうど帰る時だった。スタッフは隣接するビルに避難。津波の水がジワジワと館のほうまで迫ってきたが、あと30メートルほどで水はストップ。資料館と隣接する収蔵庫資料の水害は、ギリギリで回避された。





             

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