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みちのく伊達政宗歴史館

リアルなろう人形で人気の館を襲った、真っ黒な津波。早期復帰に向けて檄が飛ぶが、疲労困憊のスタッフの前には、汚泥が果てしなく広がっている。途方に暮れていたミュージアムを救ったのは、全国から集まったボランティアだった。(取材:2012年2月28日)

地図
みちのく伊達政宗歴史館
みちのく伊達政宗歴史館
http://www.date-masamune.jp/
所在:宮城県松島町
開館:1984年4月
フロア:地上2階
震源からの距離:160Km
所在地の震度:6弱
震災時の状況:開館中
おもな被害:館内外ともに泥水が浸水。特に入り口近くの「みちのくの偉人達」コーナーの人形は被害が甚大。建物は被害なし。
再開:2011年4月23日(土)に再オープン。完全オープンは2012年4月の予定。
松島は無傷?
日本三景で知られる松島。被災地の中では震源に近いほうだが、海沿いの国道を歩いてみても震災の跡はほとんど見当たらない。

「『松島は津波がなかったんですね』といわれる方が多いんですよ」とは、みちのく伊達政宗歴史館の佐藤久一郎館長。そういう時には、被災直後の歴史館の写真を見せることにしている。

割れたアスファルト、水没しつつあるトラック、泥の中に散乱した什器…。ここも大きな被害があったことを、改めて認識させられる。

250体のろう人形
独眼竜・伊達政宗の波乱万丈の生涯を、等身大のろう人形で紹介するみちのく伊達政宗歴史館は、1984年に開館した。

若き伊達政宗が佐竹・芦名と死闘を繰り広げた人取橋の戦いや、秀吉の呼び出しに黄金の十字架を掲げて上洛したシーンなどを、250体を超える人形で表現。音声での案内も含めて、臨場感たっぷりに名場面が解説される。

表情豊かなろう人形で親しみやすく歴史に接してもらう一方で、甲冑、衣装、道具類は当時を忠実に再現している。アミューズメント性がある中で、戦国時代から江戸初期の文化について理解できるのも特徴だ。

来館者は県内は1割ほどで、関東圏から4割、東北他県が3割、他は海外も含めて幅広い地域からファンが訪れていた。近年は「歴女」ブームの追い風もあり、若い女性の来館も目立っていたという。





             

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