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松島十二支記念館

開館して5カ月半だった松島十二支記念館は、ここまで取材してきたミュージアムの中では最も新しい。震災で最大の被害を受けたのは、文殊菩薩像。壊れた仏像については、不思議な話も囁かれている。(取材:2012年2月28日)

地図
松島十二支記念館
松島十二支記念館
http://www.nomco.co.jp/matsushima/eto.html
所在:宮城県松島町
開館:2010年10月
フロア:地上1階
震源からの距離:160Km
所在地の震度:6弱
震災時の状況:開館中
おもな被害: 展示物である文殊菩薩像が倒れて首が切断。千手観音像も手が破損。館内外に汚泥が堆積したが、建物には大きな被害はなし。
再開:2011年5月1日(日)に再オープン。
干支の守り本尊
国内有数の観光地である松島には、土産物店や宿泊施設とともにミュージアムも多い。松島海岸駅から国宝・瑞巌寺方面に歩いて約10分。前回ご紹介したみちのく伊達政宗歴史館の隣に2010年10月にオープンしたミュージアムが、松島十二支記念館である。

展示されているのは中国・浙江省の温州市で作られた12体の巨大な仏像。午年は勢至菩薩、酉年は不動明王など、それぞれの干支には守り本尊が定められており、仏像は中国人彫刻家が乾漆造という手法で制作したものだ。型に漆を塗る・乾かす・また塗る…を何度も繰り返して像にしていくという、手間がかかる作り方である。

干支ごとの解説パネルを読むと、「天運に愛された人」という申年生まれは豊臣秀吉、「富んでいく人」という酉年生まれは孫正義など、思わず納得してしまう記述も多い。自分の干支はどういう意味をもっているのか、親子で楽しむ姿も良く見られたという。

はじめて経験する津波被害
震災当日、町の防災無線では大津波警報が繰り返し放送された。避難する時間が十分にあったため、来館者、スタッフともに直接津波の被害を受けた人がいなかったのは幸いであった。

とはいえ、決して被害が少なかったわけではない。松島町に到達した津波は、第一波が3.2メートル、第二波は3.8メートル。

1960年のチリ地震も含め、この地には今まで大きな津波は来た事がなく、多くの住民にとってはじめて経験する津波被害となった。





             

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