※政府及び京都府の緊急事態宣言の発出を受けて、2021年4月25日(日)から当面の間、臨時休館とさせていただきます。つきましては、本展は2021年4月24日(土)をもって閉幕いたしました。
お客さまには大変なご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
尚、前売入館券をご購入済で未使用のお客さまには、払戻しの対応をさせていただきます。詳しくは当館HPをご確認ください。
1972年、ロック・ミュージシャンのT-REXを撮影しに行ったロンドンで、写真家・鋤田正義はデヴィッド・ボウイと出会い、翌年には彼のワールド・ツアーに同行。以来、二人の関係はボウイがこの世を去るまで約40数年間に及んだ。ボウイは大の親日家で、京都にも何度か訪れた。1980年のある日、鋤田はボウイとプライベートな時間を京都で過ごすことになるが、その時間は今も強烈に鋤田の心に残っている。鋤田は、過去の時間を整理し再び心に刻むため、ボウイが愛した京都を撮り始めた。
本展は、当時京都で撮影したデヴィッド・ボウイの姿と今の京都を撮りおろした作品で構成する。
時空を超えて二人の旅が始まる…。
【プロフィール】
鋤田正義(すきたまさよし 1938-)
福岡県直方市生まれ。日本写真専門学校卒業後、棚橋紫水氏に師事。広告・音楽・映画などの多様な仕事で知られている。代表的な写真集にデヴィッド・ボウイ『氣』『Speed of Life』、『T-REX 1972』、『YMO×SUKITA』、忌野清志郎『Soul』などがある。デヴィッド・ボウイのアルバム『ヒーローズ』のジャケットをはじめ、数多くの国内外ミュージシャンを撮影している。近年ではデヴィッド・ボウイ写真展をイギリス、フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、オーストラリア等で開催。2021年4月、写真集『BOWIE×KYOTO×SUKITA』を発刊予定。
デヴィッド・ボウイ(David Bowie 1947-2016)
英国ロンドン生まれ。ロックをひとつの芸術様式へと高め、ロック史に与えた影響の計り知れなさで高く評価されているロック・アーティスト。映画『地球に落ちて来た男』『戦場のメリークリスマス』など、俳優としても活躍。