■特集展示『みほとけの姿 -如来・菩薩・明王・天・羅漢-』9月4日より開催
半蔵門ミュージアム(東京・千代田区)は、9月4日(土)から12月19日(日)まで、第11期特集展示『みほとけの姿 -如来・菩薩・明王・天・羅漢-』を開催します。
“ほとけ”にはさまざまな種類があり、主に如来・菩薩・明王・天の4部に大別されます。それぞれの内証や誓願が異なるため、表情や印相(いんそう)、服装や持物(じもつ)などに違いがあるのです。羅漢や祖師・高僧といった聖者が、“ほとけ”に含まれる場合もあります。
本展示では、ガンダーラ彫刻や仏画や経典、図像集など計13点を展示し、そこに描かれた如来・菩薩・明王・天および羅漢の、多様な“ほとけ”の姿をご紹介します。
あわせて常設展示の運慶作と推定される「大日如来坐像」(重要文化財)や「不動明王坐像」、多くの“ほとけ”が描かれた「両界曼荼羅」もご覧いただきたいと思います。
■シアター映像・新作品 『曼荼羅 描かれた密教世界』 初公開
3階シアターでは、仏教文化に関する映像作品を上映しています。今回、常設展示している「両界曼荼羅」の詳細な構造を紹介する新作品『曼荼羅 描かれた密教世界』(約25分)を初公開。一日数回上映します。
あわせて映像監修者の有賀祥隆氏(東北大学名誉教授)による講演会「両界曼荼羅のみどころ ~色・形など~」を12月11日に実施します。