山﨑家は農業のかたわら質屋の営業、のちに醤油醸造にも進出し、
江戸近郊でも有力な富家となりました。
また、江古田村丸山組の名主や、明治維新後には官選の名主、戸長を経て東京府会議員、野方村長などをつとめました。名誉都民である八代目喜作氏の代に、資料館用地と資料群が中野区に寄贈されました。庭園のなかには椎の巨木がそびえ、いくつかの石造物が配置されています。
茶室・書院の建物は天保12年(1841)に建てられ、中野筋の鷹場であった当地に幕府役人が来た際、ここに立ち寄ったといわれています。
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[中野区指定記念物]
【醤油屋(しょいや)のしいの木】
樹齢約500年ともいわれる椎の木。
慶応4年(1868)、上野戦争で敗れた彰義隊がこの木の下で休息したと伝わる。
【整地碑】
江古田地域の区画整理事業が完了した記念として昭和17年に建てられたもの。
松が丘2丁目より、今年7月山﨑家庭園に移設された。
※中止または延期、内容などが変更される場合があります。
茶室・書院は庭園からの観覧となります。
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