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神戸市立博物館「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」

撮影・文 [エリアレポーター]白川瑞穂 / 2017年10月27日


世界有数のコレクションを誇るボストン美術館。
それほどアートに興味のない方でも、その名前はご存じなのではないでしょうか。

しかしボストン美術館は、実は公立館ではありません。ボストン市民の声によって生まれ、国や政府からの援助金を受けずに個人の寄贈から所蔵品を得てきた独自性の高い館です。

この展覧会は、ボストン美術館に貢献してきた様々なコレクターたちにスポットを当てた珍しい切り口で、幅広いジャンルの作品を展示しています。
ボストン美術館の多ジャンルの作品の展覧会は、日本では実に約40年ぶり。

古代エジプト美術からはじまり、


《ツタンカーメン王頭部》エジプト、新王国時代、第18王朝、ツタンカーメン王治世時、紀元前1336-1327年

約10万点にも及ぶ日本美術の中から選りすぐった江戸美術の作品。
日本でも有名なモース、フェノロサ、ピゲローといった日本を愛したコレクターたちが、コレクションの形成に大きく貢献しました。

屏風の前に立つと、疾風の音も聞こえてきそうな曽我蕭白の屏風図や、


曾我蕭白《風仙図屏風》宝暦14年/明和元年(1764年)頃

今回のメインビジュアル、英一蝶の涅槃図。


英一蝶《涅槃図》正徳3年(1713年)

この作品は、経年劣化により25年以上公開されていなかったもので、今回、約1年の修復を経て日本でお目見えしました。
大きな画面に鮮やかな色使い、多種多様な動物と人物が入り混じる迫力ある作品。
ぜひ実物をご覧ください。

また、ボストン市民が特に好んだ印象派、バルビゾン派などのフランス絵画が豊富に出展されています。



モネの睡蓮や、


クロード・モネ《睡蓮》1905年

ゴッホの友人であるルーラン夫妻を描いた2作品の展示は日本初です。


(左)フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》1888年 / (右)フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄、ゆりかごを揺らす オーギュスティーヌ・ルーラン婦人》1889年

その他、もちろんアメリカ絵画や現代美術の作品も展示されていますので、ボストンに行かなくても、多種の代表的な所蔵品を見ることが出来ます。

2020年に創立170周年を迎えるボストン美術館。
今回、展示された多ジャンルの名品を一挙に鑑賞しながら、美術館の長い歴史とコレクターたちの熱い思いを感じ取ってみてください。

会場神戸市立博物館
開催期間2017年10月28日(土)~2018年2月4日(日)
休館日月曜日、2017年12月29日(金)~ 2018年1月1日(月・祝)、1月9日(火) ただし2018年1月8日(月・祝)は開館
開館時間9:30~17:30 土曜日は19:00まで 11月24日(金)、12月22日(金)、1月26日(金)は21:00まで (入館は閉館の30分前まで)
所在地神戸市中央区京町24
078-391-0035
HP : http://boston2017-18.jp/
料金一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生 900円、小学生・中学生 600円
展覧会詳細へ 「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」詳細情報
エリアレポーターのご紹介
白川瑞穂 白川瑞穂
関西在住の会社員です。学生の頃から美術鑑賞が趣味で、関西を中心に、色々なジャンルのミュージアムに出かけています。観た展示を一般人目線でお伝えしていきます。

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