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国立科学博物館「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」

文 [エリアレポーター]コロコロ / 2018年10月29日
明治から150年 その間に何が起こった?



150年前、江戸から明治の幕開け、近代化の道を歩き始めます。日本の科学技術は諸外国に学び、目覚ましい発展をとげました。

江戸から明治の転換によってもたらされた大変革は、科学技術のレベルも、30~40年で世界と並ぶ分野も出てきます。それらの遺産が、今、国立科学博物館に大集結。その数はなんと600以上です。

展示内容は多岐に渡り、家電、乗り物、電話、テレビ、パソコンなど懐かしいと声を上げてしまうものが一杯。
何に興味を示すかで、年代が見えるのも興味深いところ。3世代で訪れると反応の違いも面白そうです。




展示は多種多様、どこをどう見たらよいのか戸惑ってしまいます。
そこで登場するのが昌平坂学問所(江戸幕府の直轄教育機関)にいた伝説の霊獣「鬼龍子」。学問の進歩を220年、見続けてきました。





章見出しのパネルに登場し、質問を投げかけます。それに当時の人が答えています。
まずはこの部分を追っていけば、ポイントが理解できます。

また、世界に誇る科学・技術をつくり出した人物や、それにまつわるエピソード。
当時の人の驚きが「エピソード」というパネルで示されています。
興味のあるところから、このナビゲーションを頼りに見ていくと、わかりやすいでしょう。

時間にルーズだった日本人!



興味を持ったのは「昔は日本人も時間にルーズだった」という解説です。
幕末に日本に来た外国人は、時間にルーズな日本人に驚いたのだそう。

当時、日本には定時法がなかったため、地域によって時間がまちまちだったようです。
明治になってやっと時間で働く社会になりましたが、50年たっても、改善されませんでした。

大正から昭和になってやっと時間厳守が広がったのだといいます。
時間が正確な国として定評の日本。それは昭和になってからというのは驚きです。

水晶、そして世界初のクォーツ腕時計へ



時計は水晶の性質を応用し、クォーツ時計へ発展しました。
大正2年に国産初の腕時計をセイコーが開発してスイスに追いつきました。そして1969年(昭和44)、世界初のクォーツ腕時計を日本が発売します。
水晶によって精度は2桁あがったと言われています。

未来へ伝えたいもの



開会式では次のようなご挨拶がありました。

「科学技術を未来に向けてどう活用すればよいかを考えるきっかけにしてほしい」
「この展示の本質は、もう一度我々日本が技術大国として復活できる自信を持つこと」
「科学技術の外側にはデザインがあり、一体となったとき素晴らしい感性が生まれる」
「一歩だけ前に進む」笑いがこだまする開会式でした。

明治からこれまで150年、先人たちの功績を目の当たりにすると否応なく日本の技術力のすばらしさを感じさせられます。

これから科学技術が、いかに活用されどんな暮らしを私たちにもたらしてくれるのか。
新たな元号を迎える最後の節目の年に、立ち止まり振り返り、そして未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

会場国立科学博物館
開催期間2018年10月30日(火)~2019年3月3日(日)
休館日月曜日(ただし、12/24、1/14、2/11、2/25は開館)、12/28~1/1、1/15、2/12
開館時間 9:00~17:00、金・土曜日は~20:00まで(入館は閉館30分前まで)
所在地東京都台東区上野公園7-20
03-5777-8600(ハローダイヤル)
HP : http://meiji150.exhn.jp
料金一般・大学生 1,600円、小・中・高校生 600円
展覧会詳細へ 「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」 詳細情報
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