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大阪市立美術館「フェルメール展」

撮影・文 [エリアレポーター]白川瑞穂 / 2019年2月15日


東京で大盛況だったフェルメール展が、いよいよ大阪へ巡回してきました。
現存するフェルメール作品は35点と言われていますが、大阪展では、大阪のみの展示となる「恋文」、大阪初公開の「マルタとマリアの家のキリスト」「手紙を書く婦人と召使い」他、計6点が紹介されます。

大阪市美でのフェルメール展は2000年以来で実に19年ぶり。(公開点数5点)
前回も大変な人気を呼びましたが、西日本で過去最大規模となる今回は、更なるフェルメール旋風を巻き起こすことでしょう。

まずは、東京展に足を運ばれ、大阪にも行こうと考えておられる方に、東京展との違いをお伝えしようと思います。
東京展は入場が日時指定予約制でしたが、大阪展は通常の展覧会と同様、期間内ならいつでも観覧可能です。

ただ、これから観光シーズンも迎え、話題が話題を呼び、会期末に近づくほど大きな混雑が予想されますので、できるだけ早めの時期に行かれることをおすすめいたします。

そして、東京展では全員にもれなくリーフレットと、会場内での音声ガイドのサービスがありましたが、大阪展にはありません。
音声ガイドは有料で、ナビゲーターは東京展と同じく石原さとみさん。
美術ファンという石原さんの柔らかく優しい語り口がとても素敵ですよ!
作品の理解をより一層深めることができます。



また、東京展のチケット半券をお持ちであれば、100円の割引があります。お持ちの方はぜひお忘れなく。

ところで、この展覧会ではフェルメール作品の他に、同時代の17世紀オランダ絵画の傑作39点も展示されます。
フェルメール作品だけからでは、当時の絵画作品の素晴らしさや人々の生活、風習などを理解し充分に楽しむのは難しいことです。
それぞれ異なる表現方法から、作品の独自性や魅力を感じ、フェルメールの世界観をいっそう存分に楽しむこともできると思います。

フェルメールの最大の特徴はなんといっても光と影の表現です。
美しく柔らかな光の回り方は、実物を見れば息を飲むほど。
こちらの作品の、黄色の衣装に映える光の加減がとても好きです。


手紙を書く女 ヨハネス・フェルメール 1665年頃 油彩・カンヴァス 45.39.9cm ワシントンナショナルギャラリー
日本初公開の「取り持ち女」は、初期の作品で、歴史画のテーマを含む風俗画。
小品の多いフェルメール作品の中では最大の作となります。
淡く柔らかな色彩というより、珍しく鮮やかな色味も特徴的。
フェルメールの意外な一面も見ることができます。


取り持ち女 ヨハネス・フェルメール 1656年 油彩・カンヴァス 143×130cm ドレスデン国立古典絵画館
作品を堪能した後、展覧会のお楽しみと言えば、ミュージアムグッズは見逃せません。
東京展では秒殺で?売り切れて、私も購入できなかったミッフィーと牛乳を注ぐ女のコラボぬいぐるみなど、楽しいものが盛りだくさん!



次に日本でフェルメールをまとめて見る機会はまた約20年後か、それ以上後かもしれません。
ぜひ大阪市立美術館へお出かけください。




会場大阪市立美術館
開催期間2019年2月16日(土)~2019年5月12日(日)
休館日2月18日(月)、25日(月)、3月4日(月)、11日(月)、18日(月)
開館時間9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
所在地大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
06-4301-7285(大阪市総合コールセンター なにわコール)
HP : https://vermeer.osaka.jp/
料金一般 1,800円、高校生・大学生 1,500円
展覧会詳細へ 「フェルメール展」詳細情報
エリアレポーターのご紹介
白川瑞穂 白川瑞穂
関西在住の会社員です。学生の頃から美術鑑賞が趣味で、関西を中心に、色々なジャンルのミュージアムに出かけています。観た展示を一般人目線でお伝えしていきます。

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