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企画展「マンモス展」 ‐ その「生命」は蘇るのか ‐
内容 |
近年、約1万年前に絶滅したと言われている大型哺乳類のマンモスが、地球温暖化の影響で、ロシア連邦サハ共和国の永久凍土から次々と発掘されています。掘り出されたマンモスは、通常の化石などと違い、冷凍状態で出土するため、非常に生々しいのが特徴です。
日本では、冷凍マンモスの頭部(ユカギルマンモス)が2005年夏に「愛・地球博」で初めて公開され、大フィーバーを巻き起こしました。2006年には、未来館をはじめ全国各地でも公開されました。本展では、そのユカギルマンモスのほか、近年新しく発掘された数々の古生物の冷凍標本を世界で初めて展示します。
冷凍状態のマンモスが発掘されはじめてから現在までに、マンモスに関する研究は進歩し続けています。近年では、かつてなかったほど遺伝情報の保存状態がよい細胞サンプルが発見されています。こうした細胞をもとに先端バイオテクノロジーを用いれば、マンモスの復活に向けて大きな進展が期待されます。日本では、近畿大学が先進的な取り組みをしています。
その一方で、絶滅種の復活については、倫理的な問題や生態系への影響などの課題も存在しています。そうした課題と向き合いながら、最先端の生命科学のあり方についても考えていきます。
本展は、マンモスをはじめとしたさまざまな生き物の貴重な標本を通して、マンモスの生態や当時の自然環境に迫るほか、古生物を取り巻く先端の生命科学研究についても紹介する企画展です。
【一般からのお問い合わせ】
TEL:03-3570-9151 / FAX:03-3570-9150(日本科学未来館)
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会場 |
日本科学未来館
〒135-0064
東京都江東区青海2-3-6
電話:03-3570-9151
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会期 |
2019年6月7日(金)~2019年11月4日(月・休)
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料金 |
大人(19歳以上)1,800(1,600)円 / 中人(小学生~18歳) 1,400(1,300)円 / 小人(4歳~小学生未満)900(800)円
※( )内の料金は前売り、8名以上の団体料金
※常設展もご覧いただけます
※ドームシアターは別料金(要予約)
※3歳以下は無料、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
※会場の混雑状況により入場整理券の配布、または入場を規制する場合がございます。
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イベント開催中の休館日 |
火曜日(ただし、7/23、7/30、8/6、8/13、8/20、8/27、10/22は開館)
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分類 |
展覧会 |
URL |
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日本科学未来館
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