能面と能装束—神と幽玄のかたち—

    三井記念美術館 | 東京都

    能の歴史は古く、社寺に奉納する神事(しんじ)芸能としての翁は、鎌倉時代にまで遡るといわれ、当時は猿楽と呼ばれていました。その猿楽に演劇としての能が加わり、現在見るような能楽を大成したのが、室町時代の観阿弥・世阿弥親子でした。この演劇としての能で使われる能面は、神や鬼、怨霊や亡霊など、主としてこの世のものではない役柄に使われ、様々なバリエーションが生み出されました。 今回の展覧会では、館蔵品の中から「能面と能装束」を中心に、「神と幽玄のかたち」という切り口で展観いたします。神体あるいは神の化身としての翁面・尉面、荒ぶる神々としての鬼神面、霊界にさまよえる怨霊・亡霊の能面、夢幻の空間を去来する老若男女の能面など、館蔵の重要文化財「旧金剛宗家伝来能面」54面を中心に、三井家伝来の能装束、楽器や謡本などに、橋岡一路氏寄贈予定品を加えて約100点を展観いたします。(年明けに一部展示替えがあります。) また、昨年、当館は開館5周年を迎えましたが、5周年を記念する事業の一つとして、当館の能面を紹介する映像が完成し、館内の映像ギャラリーで常時上映いたします。この映像完成に合わせた展覧会でもあります。
    会期
    2011年11月23日(水)〜2012年1月28日(土)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:00まで)
    公式サイト http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html
    会場
    三井記念美術館
    住所
    〒103-0022 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
    050-5541-8600 (ハローダイヤル)
    能面と能装束—神と幽玄のかたち—のレポート
    0
    重文に一括指定、54の能面
    2011年10月8日(土)に来館100万人を達成した三井記念美術館。新年を迎える企画展は、三井家伝来の能面と能装束を「神と幽玄のかたち」という切り口で展観します。
    会場
    会期
    2011年11月23日(水)~2012年1月28日(土)
    おすすめレポート
    学芸員募集
    (公財)サントリー芸術財団 サントリー美術館 職員(運営担当)募集 [サントリー美術館]
    東京都
    読売新聞東京本社事業局 中途採用者募集! [読売新聞東京本社(大手町)]
    東京都
    大阪府立博物館 学芸員募集(考古・古代史) [大阪府立近つ飛鳥博物館 又は 大阪府立弥生文化博物館]
    大阪府
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    展覧会ランキング
    1
    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都
    宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
    開催中[あと57日]
    2024年4月11日(木)〜6月16日(日)
    2
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと22日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    3
    大阪中之島美術館 | 大阪府
    没後50年 福田平八郎展
    開催中[あと16日]
    2024年3月9日(土)〜5月6日(月)
    4
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催中[あと50日]
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)
    5
    東北歴史博物館 | 宮城県
    世界遺産 大シルクロード展
    開催中[あと50日]
    2024年4月9日(火)〜6月9日(日)