20世紀検証シリーズ No.4 種村季弘の眼 迷宮の美術家たち

    板橋区立美術館 | 東京都

    種村季弘(たねむらすえひろ/1933年~2004年)は池袋に生まれ、板橋区の東京都立北園高等学校を経て、東京大学文学部に学んだドイツ文学者です。彼は、1966年にグスタフ・ルネ・ホッケの『迷宮としての世界』(矢川澄子と共訳)の翻訳をもって、日本でのマニエリスムブームの火付け役となりました。その後、博覧強記ぶりを遺憾なく発揮し、エロティシズム、錬金術、吸血鬼など、様々なジャンルを横断して、批評活動を行います。 美術批評では、「月の道化師 ゾンネンシュターン」「カール・コーラップ 魔法の国の建築家」などと題して、当時馴染みの薄かったドイツ語圏の作家たちを精力的に紹介しました。また、画家の井上洋介、赤瀬川原平、舞踏家の土方巽をはじめ、種村が共感を覚えた日本の芸術家に対しても積極的に文章を寄せました。それらは、いずれも種村ならではの鋭い鑑識眼に貫かれています。 本展は、国内外から作品を集め、種村季弘の眼を通して創造された美術の迷宮を「夢の覗き箱」「没落とエロス」「魔術的身体」「顛倒の解剖学」など、7つのキーワードで辿る初の試みです。
    会期
    2014年9月6日(土)〜10月19日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般650円 高校・大学生450円 小・中学生200円
    *65歳以上の方は半額割引(325円、要証明書)あり。
    *土曜日は小・中・高校生は無料で観覧できます。
    *20名以上団体割引、障がい者割引(要証明書)あり。
    休館日 月曜日休館 ただし9月15日(月祝)、10月13日(月祝)は開館、翌日休館
    公式サイト http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex140906.html
    会場
    板橋区立美術館
    住所
    〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
    03-3979-3251
    20世紀検証シリーズ No.4 種村季弘の眼 迷宮の美術家たちのレポート
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    "怪人"が愛した美術家たち
    稀代の博覧強記(はくらんきょうき:広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること)であった、ドイツ文学者の種村季弘(たねむらすえひろ 1933~2004)。鋭い観察眼で美術評論をおこなった種村に焦点をあてる、初の展覧会です。
    会場
    会期
    2014年9月6日(土)~10月19日(日)
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