新収蔵作品を中心にⅢ 清川泰次 シンプルな世界へ

    世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー | 東京都

    本展は、画家・清川泰次(1919-2000)の、近年あらたに収蔵した作品を3期に分けてご紹介する「新収蔵品作品を中心に」の最終期です。具象的な作風から出発した清川は、戦後間もない1950年代に渡米し、自由で新鮮な表現との出会いを経て、自身のスタイルを徐々に変化させていきました。 第1期、第2期では、その変遷をご紹介しましたが、第3期では、1960年代から80年代頃までの油彩画10数点を展示します。 1963年、清川は、もう一度アメリカで制作と発表の機会を得ようと再び渡米しました。サンフランシスコとニューヨークで精力的に個展を開催し、グループ展にも参加しました。この頃から清川は、白く塗ったカンヴァスに、黒やグレーで線を引いた作品を多く描くようになります。 1966年に帰国後も白を基調としたスタイルでの制作を続け、1973年には「白の世界」と題した個展を開催しました。後に「白の中には無限の色がある」と語っている清川にとって、白色は重要な色彩のひとつとなり、その後の仕事に大きく影響を与えることになりました。 在米中の作品をはじめ、シンプルな表現世界へと展開していく清川泰次の歩みをご覧ください。
    会期
    2016年12月17日(土)〜2017年3月20日(月)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般200円(160円)、大高生150円(120円)、小中学生100円(80円)、65歳以上及び障害者100円(80円)
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※土・日・休日、夏休み期間は小中学生は無料
    休館日 毎週月曜日(ただし祝・休日と重なった場合開館、翌日休館) 年末・年始(12月29日から1月3日まで)
    公式サイト http://www.kiyokawataiji-annex.jp/
    会場
    世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
    住所
    〒157-0066 東京都世田谷区成城2-22-17
    03-3416-1202
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