[特別出品]不昧公ゆかりの麻布・天真寺の釜と禅板

    開館20周年 秋季企画展 松平不昧公 没後200年 茶書にみる松平不昧の茶の湯

    齋田記念館 | 東京都

    齋田家は、木曽義仲の老臣の中原兼遠が遠祖と伝えられ、中世には世田谷城主・吉良氏の家臣となり、天正18年(1590)吉良氏没落後にこの地に土着、帰農しました。江戸初期に代田村の開発の中心となり、齋田家八代の東野以後、代田村の名主を世襲しました。明治維新後は、代田の地に広大な茶園を造営して製茶業で栄え、その茶は国内外の博覧会で受賞を果たすなど高い評価を受けました。 このように、茶との関わりが深い齋田家は、我が国の茶文化の振興に寄与することを願って、平成6年(1994)に齋田茶文化振興財団を設立、平成9年(1997)に齋田記念館を開館し、お陰様で本年開館20周年を迎えることができました。そこで、この度は、20周年記念展の第2弾として、当館のコレクションの核である“茶書”(茶の湯に関わる文献資料)より、本年、没後200年を迎えた大名茶人、出雲国(今の島根県)松江藩主の松平不昧公(1751~1818)の茶の湯をテーマに企画展を開催いたします。当館所蔵の不昧公ゆかりの茶書や書画、茶臼などに加えて、本展の前期には、不昧公が参禅した麻布・天真寺の大巓和尚との親交を物語る釜と禅板を特別出品し、不昧公の茶の湯と人々との交流を読み解きます。また、当館の誇る茶書の優品、千利休の愛弟子・山上宗二が記した『山上宗二記』(高野山安養院宛本)もあわせて公開し、歴代の茶人が見出した名物道具の価値観の変遷にも迫ります。
    会期
    2018年9月18日(火)〜12月22日(土)
    会期終了
    開館時間
    10:00~13:00・14:00~16:30(入館は16:00まで)
    料金
    300円 *会期中再度のご来館は、半券のご提示で100円引きとなります。
    休館日 土曜(但し第四土曜日9/22、10/27、11/24、12/22は開館)、日曜、祝日
    公式サイト http://saita-museum.jp/exhibition-new/
    会場
    齋田記念館
    住所
    〒155-0033 東京都世田谷区代田3-23-35
    03-3414-1006
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