生誕135年 石井林響展 ― 千葉に出づる風雲児 ―

    千葉市美術館 | 千葉県

    石井林響(本名 毅三郎1884-1930)という、明治大正の時代を駆け抜けた日本画家がいました。 千葉県山武郡土気本郷町(現千葉市)に生まれ、東京で橋本雅邦に入門、はじめは「天風」の名で若くして頭角をあらわし、歴史画から色鮮やかな風景画や田園風俗画へと画風を大きく展開させながら、画壇への刺激や示唆を与え続けた熱血漢でした。 「どこの展覧会でも光っていた」と言われる活躍をし、帝展の委員となるなど地位も築きますが、「林響」と号を変えた大正の半ばからは次第に「野に帰る心地」となり、大正15年、郷里に近い千葉の大網宮谷に画房「白閑亭」を築いて移住。 新たな画境へ進み始めたところでしたが忽然と、45歳の若さで急逝しました。 しかしその才気と気概は、画人たちや房総の人々にも大きな存在感を遺しています。 本展では新たな資料と視点を交えて画業の全容を回顧、文人画への傾倒などを通じて「野人林響」が追い求めた理想の世界を探り、今の時代にこそ見直してみたい、その魅力をあらためて広く紹介します。 ※本展は千葉市美術館単独開催となります。
    会期
    2018年11月23日(金)〜2019年1月14日(月)
    会期終了
    開館時間
    午前10時-午後6時 (入場は午後5時30分まで)
    金曜日・土曜日は午後8時まで (入場は午後7時30分まで)
    料金
    一般 1,200(960)円 / 大学生 700(560)円 / 小・中学生、高校生無料

    ※ ( )内は前売券、団体20名以上、千葉市内在住65歳以上の方の料金
    ※ 障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料

    ☆おなまえ割引…姓が「石井」あるいは名前に「天」「風」「林」「響」がつく方は観覧料2割引(お名前がわかるものを受付でご提示ください)
    休館日 12月3日(月)、12月29日(土)~1月3日(木)
    公式サイト http://www.ccma-net.jp/index.html
    会場
    千葉市美術館
    住所
    〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
    043-221-2311
    生誕135年 石井林響展 ― 千葉に出づる風雲児 ―のレポート
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    西に関雪、東に林響
    明治末から昭和はじめに活躍した日本画家・石井林響(1884-1930)。若い頃から評価されましたが、文人画への傾倒から房総の山里に移住。新たな画境を進み始めた矢先に、45歳で急逝しました。生誕135年を記念した回顧展が、千葉市美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2018年11月23日(金・祝)~2019年1月14日(月・祝)
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