― 江戸の庶民と知恵比べ ―

    なぞなぞ絵解き 判じ絵展

    八王子市夢美術館 | 東京都

    判じ絵は、江戸時代の庶民に幅広く親しまれた、絵を読み解いて答えを導き出すなぞなぞです。浴衣や手ぬぐいの柄としてよく知られている「鎌〇ぬ(かまわぬ)」も、江戸時代前期から存在する「なぞ染め」とよばれた判じ絵の一種といわれています。 判じ絵は、平安時代後期から行われていた「ことば遊び」の要素や、中世以降のさまざまな「なぞ」の要素などが組み合わさって形成されたと考えられています。その完成は江戸時代に入ってからとされ、特に幕末期以降多くの浮世絵師たちによって多種多様に描かれ、大いに流行しました。テーマとなるものは、手紙、地名、動植物、台所用品、役者や力士の名前など多岐にわたります。 実際に判じ絵を解いてみようとすると、画中には不可思議な図柄が描かれており、答えをすぐに導き出すのが難しい場合が多々あります。当時解読に挑戦した人々も、きっと大いに頭を悩ませたことでしょう。 しかし、様々に推理を重ねながら描かれたものの様子とその音(読み)などを推し量って謎解きをしていく、その過程を楽しむことこそが、判じ絵の大きな魅力となっているのです。 本展覧会では、江戸時代の浮世絵師たちが描いた判じ絵を中心に、100点あまりを紹介します。江戸の庶民と知恵比べをしながら、奇想天外かつ愉快な判じ絵の世界をお楽しみください。
    会期
    2019年4月5日(金)〜5月12日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~19:00(入館は18:30まで)
    料金
    一般 600(480)円 / 学生(小学生以上)・65歳以上 300(240)円 / 未就学児 無料

    ※( )内は15名以上の団体料金
    ※土曜日は小中学生無料
    休館日 月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
    公式サイト http://www.yumebi.com/
    会場
    八王子市夢美術館
    住所
    〒192-0071 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
    042-621-6777
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